こんにちはちくわマヨです、
世の中にはいろいろ投資手法がありますよね。
書店などに行っても大体注目を浴びているのが
ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析といった株価に対するアプローチ方法が目に留まります。
確かにトレードをしていくにあたって知っておかなければ知識ではありますが
ファンダやテクニカルはどう頑張っても自分ではコントロールすることができない部分であります。
いくら研究を重ねて勉強しても次上がるなんてことは100%予想することができません。
しかしながらトレードで数少ないが自分でコントロールできることがあります。
それはメンタルとマネーマネジメント(資金管理)です。
今回はそのうちのマネーマネジメントについて考えていきます。
- 1点全力トレードの危険性
- マネーマネジメントで生き残る
- 正しい投資手法でも負ける理由
- 大数の法則を理解する
- マネーマネジメント×大数の法則で勝つ方法
メンタルについてはまた別の記事で書こうと思ってます
そしてマネーマネジメントはトレーダーにとって
他の銘柄分析と比べて最も大切で重要であると僕は考えます。
もくじ
資金1点全力トレードは不利
前回こんなツイートをしました。
1000万円資金があった時に
— ちくわマヨ (@tikuwamayo) 2019年6月11日
500万円で株を買って仮に-10%になっても総資金は-5%です。
次にまた500万円のトレードをすることができるので500万円の+10%で元に戻せます。
トレードは確率的要素が多く自分ではコントロールできないことが多いですが
損失と資金管理は自分でできます。
余力管理は大事!
原資1000万円ある人が1銘柄に全力でトレードしてしまった場合について考えています。
例えば1000万円分で銘柄Aを買ったとします。
もしその銘柄が10%上昇すれば1100万円と資産が単純に110%になります。
しかし
もし10%下落してしまって損切をしたことを想定してみます。
10%下落してしまった場合は1000万円が900万円になってしまいます。
単純に90%になったのかと思われるかもしれませんが
原資が90%になったということは次にトレードを全力でする場合には
900万円が全力なわけですので1000万円に戻すためには+11.2%利益を出さなければいけません。
万が一損失をズルズルと増やし続けてしまった場合は
-50% 500万円になってしまった場合は
1000万円にもどすまでに+100%つまり2倍にしなければなりません。
動画です。
マネーマネジメントで生き残る
全力トレードの危険性についてはある程度わかってもらえたかと思いますが
ではどうやって資金管理していけばいいのかを考えていきます。
そもそも資金量に応じていくつの銘柄に分散していくのかは変わってくるとは思いますが
私が参考にしているのがウィリアムオニールの著書である
”オニールの成長株発掘方法”より
勝つ投資家の目標とは、小さな利益を出す株を十数銘柄保有することではなく、大きな利益を出す株を一~二銘柄保有することである。
少額の損失を多くの銘柄で出して、多くの利益を少数の銘柄で出す、という投資方法のほうが賢明だ。
オニールの成長株発掘法より
多くても1~3銘柄を保有していく手法です。
その中でも1銘柄の損失は必ず8%以上を出さないことにしています。
もちろんその前に怪しくなれば8%損失が出る前に手仕舞いすることもあります。
マーク・ミネルヴィニの著書である
”ミネルヴィニの成長株投資法”と”株式トレード 基本と原則”や先ほどの”オニールの成長株発掘法”
を参考にしています。
様々な本を読んできましたが多くの本で早めの損切をして生き残ることが大切だと書かれています。
当たり前のことですがたとえ今は少額での投資かもしれませんが資金が増えていくにつれて
労働収入では損失をカバーできなくなってしまうことになります。
そうなったときに適切な資金管理を行っていることが大切になっていくと考えています。
相場はアベノミクスの時のように株を持っていれば上がっていた時もありますが
今の地合いのように先が読めない時期も当然ありますので
そんな難しい時期でも生き残るには徹底したマネーマネジメントしかないと思います。
退場さえしていなければまたアベノミクスのような時代が来ても相場に挑戦することができます。
いくら手法が正しくても負けることがある
大数の法則で収束する前に資金がショートしたら何も意味がない
— ちくわマヨ (@tikuwamayo) 2019年6月15日
やっぱり資金管理は大切になってくるし
マイルールを守ることも絶対条件。
ルールを破った瞬間条件が変わっちゃうから機能しなくなってしまう。
いくら素晴らしいトレード手法を見つけても
トレード手法はどこまで極めても確率の世界ですので確実に勝てることはありません。
悪く言えばどんなけ極めても運ゲーです。
例えば25日移動平均線にタッチしてから反発した場合60%の確率でトレンド転換だとします。
その場合は40%でトレンド転換せずにそのまま下落もしくはレンジになることになります。
※確率の数字は適当です。
確率の世界なので運良く60%の確率で勝てることが続くこともらあれば
運悪く40%の負けが長く続くこともあります。
それが確率の世界の厳しさです。
ではどうしたらいいかについて次の章で考えていきます。
大数の法則を理解して使いこなす
突然ですが皆さまは大数の法則はご存知ですか?
知らない方のためにカンタンに説明しますと
動画です。
コイントスでも同じですが表と裏が出る確率は2分の1ですが10回コイントスしても中々2分の1になりにくいですよね
100回、1000回、1万回…….1兆回とやれば2分の1に収束するはずです。
大数の法則はトレードにも応用ができます。
トレードでも ダブルボトム、時価総額、移動平均線….と多くのテクニカル手法などが存在します。
もちろんこれは過去のデータなどを使い優位性が高いこと間違いないのですが
当たり前ですが100%当たるわけでないのです。
なので多くのトレードを繰り返すことが必要になります。
それは確率の世界で言う ”試行回数を増やすこと”になります。
マネーマネジメント×大数の法則で勝つ
マネーマネジメント(資金管理)で生き残りトレードをすることは
つまり確率の世界でいう ”試行回数”を増やすことになります。
なので優位性の高いエントリーをしてそれと違う動きをした場合は少ない損失のうちに
手仕舞いを行うことそうすることで何度も挑戦することができます。
何度も挑戦していけば大数の法則によって勝ちトレードに収束していきます。
もちろん負けトレードが続くこともあります。
そうなった時に自分が生き残れる範囲での損失に限定しておくことが大切になります。
ロットの管理は必須になります。
まとめ
以上です!
最後に大切なことをカンタンにまとめていきます。
- マネーマネジメント(資金管理)を行うことで生き残る!
- 大数の法則によって多くトレードをしてく中で最終的に勝つ!
- マネーマネジメントと大数の法則を組み合わせることで最終的に勝つ!
閲覧ありがとうございました。
これからもTwitterやブログで思ったこと、勉強したこと発信していきますので
よろしくお願いします!