テクニカル分析

移動平均乖離率でトレンドの転換とリバウンド狙いがわかる!

こんにちはちくわマヨです前回の記事”移動平均線と売買タイミングがわかる!”で紹介しましたグランビルの法則と移動平均乖離率を使った手法を勉強していきたいと思います。

前回のグランビルの法則の記事はこちら⇩
移動平均線と売買タイミングがわかる!

軽くグランビルの法則を復習していきますね!

買いシグナル

買い①
移動平均線の横ばいもしくは上げげ止まり時期に
株価が移動平均線を上抜けたとき。

買い②
買い①の後に移動平均線を下抜けたものの移動平均線は上を向いているとき。

買い③
上昇局面の一時的調整により下落したものの移動平均線を割らずに反発したとき。

買い④
移動平均線は下を向いているものの大幅下落により株価が移動平均を離れたとき。

売りシグナル

売り①
移動平均線の横ばいもしくは下げ止まり時期に
株価が移動平均線を上抜けたとき。

売り②
売り①の後に移動平均線を上抜けたものの移動平均線は下を向いているとき。

売り③
下落局面の一時的調整により上昇したものの移動平均線を割らずに反発したとき。

売り④
移動平均線は上を向いているものの大幅上昇により株価が移動平均を離れたとき。

でしたね!

もくじ

移動平均乖離率とは

まず移動平均乖離率ってなに?!って方も多いかと思います。

移動平均線に対して今どれくらい乖離(離れているか)を表すオシレーター系のインジゲーターになります。

計算式

(株価ー移動平均線)÷移動平均線=移動平均乖離率(%)

文章で言ってもなんのことかわかりませんよね^^;
実際のチャートを見ていきましょう!

移動平均乖離率

上の画像が移動平均乖離率です。
真ん中の緑のラインが0ラインと呼ばれるもので移動平均線の位置です。
それに対してジグザグ描かれているものが移動平均線から何%離れているか表しているものです。


ジグザク線が0ラインに到達すると移動平均線と株価がくっつくことになります
結構この考え方が重要だと思ってます。

またこのジグザグ線で株価のボラティリティがわかります
移動平均乖離率が大きければ大きいほどボラティリティが大きいです。

終値と指定期間(通常、5日・25日・13週・26週のいずれか)の移動平均線の平均値がどれだけ離れているかを数値化したもの。 
株式の買われ過ぎや売られ過ぎの判断材料に使われる。 
終値が指定期間の移動平均値より高い場合には、移動平均乖離率はプラスとなり、一般的に 

(1)5%以上になると相場が目先調整局面を迎える。 
(2)10%以上になると天井になる。 
という相場の経験則がある。 

逆に、終値が指定期間の移動平均値より低い場合には、移動平均乖離率はマイナスとなり、 

(1)マイナス5%以下になると相場が目先反発に転じる。 
(2)マイナス10%以下になると天底である。 
という相場の経験則がある。

野村証券より引用

移動平均乖離率についてなんとなくわかったよ~って方や移動平均乖離率については知ってましたよ~って方いると思いますが次は
移動平均乖離率を使ったトレード手法です!

  • トレンドの終わりがわかる
  • リバウンドが狙える

この2つを勉強していきます。

トレンドの終わりがわかる

移動平均乖離率にラインを引くことでトレンドの勢いが継続しているのか
勢いが増してるのか減っているのかがわかります。

トレンド継続パターン

画像

トレンドの継続パターンでは移動平均乖離率の推移をみることでわかります。
上のチャートですと
移動平均乖離率の頂点(トップ)が大体そろっていますよね
この場合は移動平均線と株価が上がって下がってが一定のリズムを刻んでいることがわかります。

さらに移動平均乖離率の底が白いラインに対して足並みをそろえて反発していますよね。
これは上と同じように一定のリズムが刻まれているので継続しやすい傾向があります。

トレンドの終わりパターン

続いてはトレンドの終わりのパターンです。

まずはチャートをご覧ください。

上のチャートの移動平均乖離率は下向きのトレンドラインが描けます。
下向きのトレンドラインが表すのは株価と移動平均線の距離がだんだんと狭まってますよ、くっついてますよってことです。
くっついていった先は移動平均線と株価のデッドクロス、もしくは反発です。

デッドクロスした場合はトレンドの終わり(転換)になりやすく利益確定、空売りのポイントになります。

反発した場合はトレンドの継続パターンに回帰します。

リバウンド狙い

続いてはリバウンド狙いの方法です。

グランビルの法則の4番 移動平均線と株価の乖離は戻りますよーってやつですね。

まずはチャートを見てみてください。

〇の部分で移動平均線に対して株価が大きく乖離していることがわかりますね。
〇から少し反発したところでエントリーして数%の利幅を狙う手法です。

リバウンド狙いは逆張りに当たります。
正直逆張りは順張りより難しいところがあります。移動平均乖離率だけではなく他の指標も見ていく必要があります
次回以降記事書いていこうとおもいます。

まとめ

今回は移動平均乖離率を使ったトレンドの転換とリバウンドについて勉強していきました。

もう一度簡単にまとめていきます!

・移動平均乖離率とは
移動平均線に対して株価がどれくらい離れているか(乖離)を表してくれるオシレーター系のインジゲーターで株価の移動平均線に対してのボラティリティがわかる!

・移動平均乖離率からわかるトレンド転換と継続性
移動平均乖離率に対してトレンドラインや水平ラインを引くことで今後トレンドが継続していくのか
トレンドが終わりを迎えるのかがわかる!

・移動平均乖離率を使ったリバウンド手法
グランビルの法則の4番 移動平均線に対して大きく乖離した株価は回帰するより
大きく移動平均線から離れた戻ってくる性質を利用してエントリーする手法でしたね!

3点でしたね!

今日も閲覧ありがとうございました!今後もブログやTwitterで勉強したことを情報発信していこうと思っています。

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