銘柄分析

窪田製薬とNASAと可能性

こんにちはちくわマヨで今回は珍しくファンダメンタル分析よりの考察してみます。

もくじ

窪田製薬ってどんな会社?

窪田製薬ホールディングス株式会社(くぼたせいやくホールディングス)は、眼科薬の開発を行う創薬ベンチャー企業である。
研究開発
増殖糖尿病網膜症・スターガルト病(英語版)・中期加齢黄斑変性治療薬候補のエミクススタト塩酸塩(英語版)、白内障・老視治療薬候補のラノステロールおよび網膜色素変性症の遺伝子療法、ウェット型加齢黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫、網膜血管新生による眼疾患の在宅眼科医療機器ソリューションの研究開発を行う。エミクススタト塩酸塩について、大塚製薬との間で締結していた共同開発契約が前年で終了したため、2017年度第1四半期の「提携からの収益(売上高)」はゼロであった。

wikipedeiaより

ウィキペディアよりサクッと引用してしまいましたが眼科薬に強い製薬会社です。

以前はアキュセラインクという会社でしたが名前が変わって窪田製薬になりました。
アキュセラインクと言えば怒涛の7連ストップ安した銘柄です。

窪田製薬の研究内容

アキュセラインクのことは忘れてこれからのことを見ていきましょう

まず何を研究して何を開発しているのかがバイオ株では大切ですよね

エミクススタト塩酸塩

窪田製薬の本命である
スターガルト症と増殖糖尿病網膜症の治療薬になりうる薬”エミクススタト塩酸塩”

第1相、第2相、第3相とありますが新薬ができるまでにいくつかの段階を踏んでいかなければならいのですが

その過程で臨床試験というものを行わなければなりません。
下の画像にあるように
”薬物の人での有効性と安全性について試験を行います。”
まず研究を行いくすりになりそうな物質を探して
動物で試してみて、人で試す流れになります。
治験については下の画像で詳しく説明されているのでご覧ください。

スターガルト症に関しては臨床第3相試験開始まで至っています。

また4月18日には

”糖尿病網膜症を対象とした臨床第2相試験の解析結果を発表”のIRにて
エミクススタトを投与することで糖尿病網膜症に関連のある網膜の厚みや網膜全体の容積において改善が認められました。と発表されており
次のステップに順調に進むことが決まりました。

超小型モバイルOCT

次に今現在窪田製薬の武器である
小型OCT(網膜光干渉断層撮影機器)です。

これはいったい何ができるのか?といいますと

資料は添付しておきますが
簡単に解説してしまいますと
今まで網膜を観察するのに1000万以上の機器を使用して、病院に通わなければならなかったのが
患者自身が自宅で経過を観察することができるようになり
スマホなどのアプリを用いて遠隔での検査が低コストで可能になります。

時期は2019年~2020年に量産体制を確立をめざすとのことです。

NASAと小型OCTの開発受託契約を締結

そんな期待の中特大IR発表

NASAとの開発受託契約を締結
これによって開発にかかる費用を

全額助成

すごい!

宇宙空間においての眼の健康を保つために小型の網膜検査は必需なんですね。

21世紀のテーマは様々あると思いますが
窪田製薬は今回のNASAとの開発受託契約によって
”宇宙開発”と”バイオテクノロジー”のテーマ性を獲得しました!

ところで株価と今後は?

なんとなくすごいんだなぁってのはわかっていただけたでしょうか?

ところで今後どんなふうに株価動くんだろうってところですよね。

3月18日に
”NASAのディープスペースミッションに向け、小型OCTの開発受託契約を締結”の発表を受け株価は急騰しました。

2連ストップ高でしたがその後はズルズル下落。

75日線に対して反発をしてストップ高。

続いて週足です。

13週線に対して反発。

次に時価総額を見ていきましょう。

時価総額では前回500億円まで行って戻された形になっていますね。
今回を初動として高値更新してほしいです。

だいぶ雑になってしまいましたが閲覧ありがとうございました!

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