こんにちはちくわマヨです。
今回はトレードにおいてエッジ(確率的に有利な局面)が高いエントリー手法を7つ紹介していきます。
順張りと逆張りそれぞれ紹介していきます。
もくじ
順張りと逆張りの違い
相場のトレンド
まず相場のトレンドを理解することで順張りと逆張りの理解が深まると思います。
相場はトレンド(方向性)を持って動くことがあります。
それはチャールズ・ダウ提唱したダウ理論より
- メジャートレンド(大トレンド) 1年~数年のサイクル
- インターメディエートトレンド(中トレンド) 3週間~3か月のサイクル
- マイナートレンド(小トレンド) 3週間未満のサイクル
があるとされています。
自分がどの時間軸でトレードをするのかによってどのサイクルを注視するかは変わってきます。
トレードにおいての時間軸の考え方はまた別の記事書きたいと思います。
ざーっと株価はトレンド(方向性)を持って動くんだなぁ~ってわかってもらえればいいと思います。
順張りとは
先ほど紹介したトレンド(方向性)に沿ってトレードしていくことを順張りといいます。
順張りの
メリットとしてはトレンド(方向性)に対して買いや、売りを入れていくのでエッジ(優位性)があると言えますね。
デメリットとしてはある程度株価が上昇してからしかチャート形状を把握できないので逆張り程の値幅は取れないことがあります。
逆張りとは
順張りとは逆にトレンド(方向性)とは逆の向きにつまり
下降トレンドでの上昇を狙ったり
上昇トレンドでの下落を狙うことになります。
逆張りの
メリットとしては順張りとは違い下落トレンドの底値圏を狙うので大底から値幅を取っていけるので順張りよりも成功した場合により多く利益を出すことができます。
デメリットとしてはダウ理論よりトレンドを継続することが基本になりますのでそれに逆らってトレードする場合にそれだけリスクがあります。よく狙ってトレードをしないと損失を生むことになってしまいます。
順張り
順張りの手法からエッジのあるエントリーポイント4つ紹介します。
レンジブレイクアウト手法
レンジブレイクアウト手法とはレンジ相場、ボックス相場においてそこから抵抗線や支持線を突破した時にエントリーする手法になります。
今まで何度か上値抵抗線にタッチしては反発、下値支持線にタッチしては反発していた株価があるとき急激に出来高を増やして抵抗線や支持線を越えた時にエントリーすることによってエッジのあるトレードをすることができます。
なぜ抵抗線を越えた時にエッジがあるかといいますと今まで機能していた抵抗線を突破することによって投資家の人がどこで売ればいいのかがわからなくなり売り圧力が弱くなることが考えられます。
そして抵抗線を抜けた際に今まで抵抗線だったのが支持線に変わる現象が起きることがあります。
こうならばそのラインを損切ポイントとして使えるので明確に損切することが可能です。
※レンジブレイク前に買えばより利幅取れると思ってエントリーするのは×ブレイクする前に買うと抵抗線で押し返されてしまう可能性があります。
詳しくはこちら!
高値ブレイクアウト手法
高値更新はレンジブレイクアウトと同様多くの投資家が意識しているポイントになります。
デイトレード、スキャルピングトレードでは日中高(その日の高値)
スイングトレードであればその週高、月高
ポジショントレードであれば年初来高などなど
一概にどの時間軸でどこの高値とは言い切れませんが
時間軸が長ければ長いほどもちろん高値は意識されることになります。
毎週特売日の商品より、年一特売の商品のほうが特別感ある気がしませんか?
3556 リネットジャパン 週足
こちら前回の高値1115円を超えてから1770円まで上昇。
約60%の上昇をしました。その後はサポートラインに。
もう一度いいますが時間軸が長ければ長いほどだましが少なくなります。
高値ブレイクアウト手法について詳しくはこちらで解説しています。
また、高値や、次に紹介するダブルボトムやヘッドショルダーのネックラインになりやすい
時価総額ラインは以下の記事で紹介しています
カップウィズハンドル
オニールの成長株発掘法で紹介されているチャートパターンであり
オニール曰くこのチャートパターンは他のどのチャートパターンよりもだましが少なく、その後株価は上昇していくといわれています。
トレンドフォロー手法
トレンドフォロー手法は順張りにおいて王道の手法です。
なのでしっかり極めればそれだけでも利益を出していける人がいるくらいです。
先ほど説明した”トレンド”に沿って買いや売りを入れていくのですが実際どこで買えばいいの?!ってなってしまいますよね
そうならないようにラインを引いたり、移動平均線などを使うことでトレンドを視覚的にわかりやすくすることができます。
トレンドライン
まずはチャートを見て下さい。
6867 リーダー電子
トレンドラインは安値と安値にラインを引くことで書くことができます。
また高値と高値にラインを引くことができれば
そのチャートは安値ラインと高値ラインの中で推移していくことがわかるので
エントリータイミングがよりわかりやすくなります。
2度目の〇ライン反発を確認したらエントリーをして赤い〇で利益確定する方法があります。
もし買った後にトレンドラインを明確に割れた場合は売りです。
移動平均線
25日移動平均線表示
トレンドラインの時同様に
移動平均線よりも株価が上にあり
移動平均線も上向きの時
移動平均線に対して反発した場所でエントリーをして移動平均線を下に抜けたら売りです。
移動平均線についてより詳しく知りたい方はこちら ⇩
逆張り
逆張りからエッジのあるエントリーポイント3つ!
ダブルボトム
ダブルボトムとはある程度の下落が続いたときに底打ちを表すチャートパターンです。
ダブルボトムはネックラインを抜けたら買い
ネックラインはサポートラインになりやすい
逆ヘッドアンドショルダー(逆三尊)
ヘッドアンドショルダー!
テクニカル分析を勉強している人なら知らない人はいないだろうくらい
有名なチャートパターンです。
それのさかさまパターンです。
ダブルボトムと同様、株価の底打ちを表すチャートパターンです。
ネックラインを抜けたら買いです。
その後の 目標株価=ヘッドアンドショルダーの頂点とネックラインの距離
だと言われています。
グランビルの法則 移動平均線からの乖離
グランビルの法則の4番 移動平均線から大きく乖離した株価は移動平均線に戻ろうとする性質を利用して
移動平均線乖離率などを用いてリバウンドを狙う手法です。
まずはチャートをご覧ください。
白い〇の箇所で移動平均線に対して大きく乖離しているのがわかります。
下のオシレーター ”移動平均乖離率”より乖離の底打ちを示しています。
乖離した位置から移動平均線まで反発する株価で値幅を取る手法です。
グランビルの法則と移動平均線乖離率について詳しく知りたい方はこちらもどうぞ!
参考書籍
移動平均線、トレンドライン、ダブルボトム、ヘッドアンドショルダーの参考書籍
マーケットの市場分析
テクニカル分析においてすべてを網羅しており
移動平均線、トレンドライン問わず様々なことを幅広く学べるおススメの1冊
株を買うなら最低限知っておきたい 株価チャートの教科書
タイトルの通り初心者にも読みやすい一冊です。
IPO,決算、増資など特別な状況においてもチャート分析の方法が乗っているのでおススメです。
儲かる! 相場の教科書 移動平均線 究極の読み方・使い方
移動平均線だけに特化した本です。
僕もこの本で移動平均線のハウツーを学びました。
より参考にさせてもらいました。
レンジブレイク、高値ブレイク、カップウィズハンドル
私は株で200万ドル儲けた
BOX理論の考案者の一人 ニコラス・ダーバスが書いた本です。
ダーバスの株式相場参入から億万長者になるまでの奮闘記としても面白いですし。
BOX相場=レンジ相場のブレイクアウトに関しても大変勉強になります。
オニールの成長株発掘法
成長株投資法の神様 ウィリアムオニールの本です。
CANSLIMといった体系的に作られたスクリーニング方法等勉強になることが多く大変おススメの書籍です。
最初100ページはチャート画像になっているためそこで力尽きないことが大事です。
株式トレードの基本と原則・ミネルヴィニ成長株投資法
オニール同様成長株投資について書かれている本です。
オニールの本よりは読みやすくなっており
エントリータイミング、エグジットタイミングもチャートと共に乗っています。
まとめ
以上 エッジあるエントリーポイント7つでした!
いかがでしたでしょうか?
順張りから4つ!
逆張りから3つ!
今後もTwitterやブログで勉強したことを発信していきますので
Twitterフォローしてもらえるとうれしいです^^