こんにちはちくわマヨです
突然ですが、みなさまは、もし
オハマの賢人 ウォーレン・バフェット
イングランド銀行を破綻させた男 ジョージ・ソロス
”世界2大投資家に共通する勝つための習慣がある”
とすれば知りたいですか?
そんな方にオススメの本が
”バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣”
著者マーク・ティア
です
さっそくですが本書で学べることをザクっと紹介していきます
もくじ
本書で得られるもの
- バフェットとソロスの投資哲学や投資戦略
- 両者の共通する「習慣」
- そしてその習慣を身につけるにはどうしたいいのか
本書ではタイトルでもあるように23個の”習慣”がまとめられています。
著者マーク・ティアー氏はNLPのマスター・プラクティショナーということもあり
習慣の大切さを説いています。
ただここでいう、習慣とは毎日何かを継続すればいいんでしょ?
といったものとは、少し違い
呼吸で例えると
意識して息を吸う、吐くを毎日繰り返していますか?
多くの人は、意識をせずに”呼吸”しているはずです
成功している多くの投資家も、また呼吸をするように買う、売るをしている
これを無意識にすることを”習慣”と定義していると感じました。
ナルホドォ
23の習慣のうちの5つを紹介
23の習慣のうち、最も響いたものを5つ抜粋しました
1.元本の確保こそが常に最重要事項
投資のルール① 決して金を失うな
投資のルール② ルール①を絶対に忘れるな
-ウォーレンバフェット
まず生き残れ。儲けるのはそれからだ
ージョージ・ソロス
両者とも言っていることは”元本を減らすな!”
ではなぜ元本を減らしてはいけないのか
元本が減った時、減ったぶんを取り返すのは大変って記事⇩
確率の高い出来事に投じろ!
投資家として、勝っていくためには、こういった考え方が重要。
リスクリワードが1:1なら売買手数料を考慮すれば最終的には負けてしまいます。
なので”確率の高い出来事”に投じる必要があります。
投資家の実力は後は”確率の高い出来事”を見る目を鍛えていくことです
2.能動的にリスクを回避する
金融市場で生き残ろることは、ときに急いで逃げ出すということでもある
ージョージ・ソロス
価値の数分の一の価格で買えばリスクはない
ーウォーレン・バフェット
・リスクは自分のやっていることを理解できないことで生じる
ーウォーレン・バフェット
バフェット氏がいうように僕がいつも負ける時は、なんとなくトレードをしたときだった
自分がなぜ買ったのか売ったのかわかってないときだった
本書ではリスクは計測可能であり、投資の達人は”確実”か”不確実”かでものごとを考え、確実なことに集中をする
習慣1であったように確率の高い出来事を極めていくことが大切なのである。
3.独自の投資哲学を持つ
投資を始めたばかりのときは、TwitterなどのSNSで”勝率99%の手法!!”とか”1年で資産10倍!”とかいろいろな情報に翻弄されまくっていたけども
投資で勝っている人は自分の投資哲学を持っていて、他の誰かの投資手法に翻弄されてころころと手法を変えること、はないと思います。
自分の得意な分野や、自分の性格に合っている手法を経験から作りだすもの。
12.うまくいった投資は事前に決めた手仕舞う理由が現実になるまで手放さない
投資家にも様々な人がいて、様々な手法があるとは思いますが
勝っている投資家に共通するものは
なぜ買ったのか、そしてそれをいつ売るのか?を明確にしている点だと思います。
チャートで判断する人なら、ここのラインを割ったら手仕舞うとか
前回の高値に、タッチして下落したら利食い
ファンダで判断するなら決算の数字の伸びが鈍化したから利食い
などなど
売買の判断基準はしっかり決めておくことが大切になってきます。
14.間違いを認めてすぐさま正す
私が確かに人より優れている点は、私が間違いを認められるところです。それが私の成功秘密なのです
ージョージ・ソロス
大きな間違いを避けられるならば、投資家がやらなければならないことなど、あとのいくつしかない。
ーウォーレン・バフェット
ファンダでも、テクニカルでも、銘柄をよく分析すればするほど
買った後に心理的に売れなくなることがよくあります。
そんなときに間違いを認める力がないと
本来ならばここで損切しなければならないところで
売れずに、ダラダラと含み損を抱えることになってしまいます。
僕自身もよく含み損抱えて、損が増えようが減ろうがどうでもよくなってしまうことが多々ありました。
損切はとてもつらいですが、含み損を抱えているよりは早々にカットをして冷静になったほうがいいです。
最後に
最後に本書は具体的な投資手法が書かれているわけではないので
それを期待しても、損します。
しかしながら投資手法よりよっぽど大切な投資哲学について学べる本なので是非、一回読んでみてはいかがでしょうか?