こんんちはちくわマヨです。
今回はみんな大好きボリンジャーバンドについて考えていきます。
もくじ
ボリンジャーバンドとは
まず簡単にボリンジャーバンドとはある期間に対しての株価のボラティリティ(値幅)をわかりやすくすることができます。
ボリンジャーバンドは7本の線で構成されていることが多く
真ん中の線をミッドバンドと呼び ミッドバンドは20日移動平均線が使われていることが多いです。
そしてミッドバンドの上の線をアッパーバンド
ミッドバンドの下の線をロワーバンドと呼びます。
アッパーバンドとロワーバンドは標準偏差を用いて算出されます
標準偏差は簡単に言ってしまえば株価のばらつき具合を数学的に求める計算式のことです。
標準偏差について知りたい方はこちらを参考にしてください
標準偏差参考
まずミッドバンドのひとつ上からアッパーバンド1、アッパーバンド2、アッパーバンド3になります。
ロワーバンドは逆に考えます。
アッパーバンド1はミッドバンドから+1σ、アッパーバンド2,3は+2,3σと増えていきます。
(ロワーバンド1はミッドバンドから-1σ,ロワーバンド2,3は-2,3σ)
σとは標準偏差における考え方で
±1σ内に株価がある場合はアッパーバンド1とロワーバンド1の中を動く確率は約68.3%
±2σ内に株価がある場合はアッパーバンド2とロワーバンド2の中を動く確率は約95.5%
±3σ内に株価がある場合はアッパーバンド3とロワーバンド3の中を動く確率は約99.7%
であるとされています。
参考までに下の画像がボリンジャーバンドです。最初は見ただけでは何が起きているかわからないと思いますが記事の最後にもう1度同じ画像を見たときにはまた違った印象を受けると思います^^
真ん中のピンクの線が ミッドバンド
ミッドバンドの両サイドから1σ、2σ、3σの線になります。
ボリンジャーバンドの間違った使い方
ボリンジャーバンドは実際どう使っていいのかわからず
3σや2σの線に株価がタッチしたから買い、売りをしてしまって
失敗した方も多いのではないでしょうか?
99%その範囲内に収まるんじゃないの?!と思う方もいるとは思いますが
待ってください、ボリンジャーバンド現在の株価を取り込んで計算されていきます。
下の画像の丸印を見てみてください。バンドは上に広がっていきますので安易にの3σ内に収まるからという理由で売ってはいけません。
ボリンジャーバンドの正しい使い方
ではボリンジャーバンドの正しい使い方を考えていきます。
そもそもボリンジャーバンドは何がわかる指標でしたでしょうか?
そうで株価のボラティリティがわかるものでしたね。
この画像をご覧ください。
ボリンジャーバンドにはスクイーズとエクスパンションという考え方があります。
スクイーズ(squeeze)は日本語で押しつぶすと言う意味になります
その名の通りボリンジャーバンドに押しつぶされるかのように株価が推移していますね。
スクイーズの状態では次に株価が動くまでの間に力をためているのです。
エクスパンション(expansion)は日本語では拡大の意味になります
画像では黄色の部分ですね
スクイーズで力をためてエクスパンションで力を放出するイメージです。
そしてまたスクイーズに戻る。この流れを意識するといいですね。
バンドウォーク
最後にボリンジャーバンドで最も有名なバンドウォークについて説明して終わりにしたいと思います。
ボンドウォークとはアッパーバンドもしくはロワーバンドに対して沿うそうに株価が推移することです。
スクイーズの後のエクスパンションの時にきれいにバンドに沿って株価が推移していますね。
バンドウォークのエントリータイミングについてはスクイーズの後にエントリーすることでうまくいくと思います。
利益確定タイミングはバンドからはがれたタイミングで利益確定です。
まとめ
いかがでしたか?
まったくボリンジャーバンドに対して知識がなかった方は今回の記事で少しは見え方が変わったんではないでしょうか!
今回の記事はまだまだボリンジャーバンドの基礎的な知識しか説明できていません。
エントリータイミングやエグジットタイミングもまだまだがばがばな説明になっています。
今後はボリンジャーバンドととても相性のいい%bチャートやバンドワイズチャートを使って
エントリータイミングやエグジットタイミングをより詳しく考察できるような記事を書いていければと思っています。
最後にもう1度ボリンジャーバンドの画像です。
閲覧ありがとうございました!